昔の入試とは全然違う… 変わりゆく「大学入試」 東大生が選ぶGWに読みたい《最新》参考書5選

難化する入試「参考書もアップデート」を
大学受験の問題はどんどん変化しています。知識を問う問題が多かったセンター試験から共通テストに変わり、その影響もあって大学の入試問題もどんどん複雑なものになっていっています。
社会であれば科目を横断するような知識が必要だったり、数学であれば記述力が求められたり……そんな中で受験生は、「過去の参考書」ではなく、「新しい参考書」を買って対策をしていく必要もあります。最新の受験動向に対応しているような参考書を選ばないと、頑張っているのに成績が上がらないという現象が発生してしまうのです。
今回は、現役東大生が実際に使ってみて、「最近の入試に対応するために必要」だと考えられるような参考書について、みなさんに共有していきたいと思います。
① 大学入試 辻孝宗の ロジカル古文読解
古文では、最近「文法」よりも「読解」のほうが重視される傾向にあります。つまり、「これは未然形か、連用形か」みたいなことを聞くような問題は、年々減少傾向にあり、その分「この人物はどう思ったか答えなさい」というような読解に関係する問題が増えつつあります。
そんな「読解」に重点が置かれる最近の入試に対応するための参考書が、この本です。この本では、徹底的に「読解の問題」の対策が語られています。古文の文法に関するページもありますが、それも「読解のための文法」という意味で再定義されています。共通テストや難関大学の記述問題にも対応できるようになるという本です。
ミクロに文法や単語を追っていく読み方ではなく、マクロに大枠を大雑把に把握していくという読解方法を身につければ、共通テストの古文の問題を解くスピードが格段に速くなります。ぜひこの本を通して、マクロな読解方法を身につけてもらえればと思います。
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