すとぷりリーダー「ななもり。」独占インタビュー 「ドームライブを主催」という前例のない快挙
ななもり。が最初にビジネスを学び始めたのは、アフィリエイトだった。映画のレビュー記事を書きながら運営をスタートし、少しずつ規模を広げながら、利益を生む仕組みや効率的な運営方法を実践の中で身につけていった。
「学校では教えてくれない『お金』や『ビジネス』の仕組みは、全部自分で調べました。英語の資料や専門書を読み漁りながら試行錯誤して、ようやく理解できたことも多かったです」
徹底的に没頭し、深掘りする性格がここで活きた。そして彼が見出したのは、「好きなことを突き詰めれば、それが仕事になる時代が来ている」という確信だった。
「マインクラフトのモッド制作で収入を得たり、フォートナイトのランキング上位が実績として評価されたり、漫画の考察動画が人気を集めたりする。こうした流れを見るたびに、“好きなことを突き詰める価値” を実感します」
しかし、それを仕事にするには「やり続ける力」が必要だと彼は語る。
「続けることができるって、才能なんですよ。自分が楽しいと思えるなら、それは間違いなく強み。好きなことを続けることで、どこかで必ず扉が開くはずです」
日本のエンタメを世界に届ける
2024年、ななもり。は「SUPER STATE HOLDINGS」を設立し、エンターテインメントの新たな可能性に挑む体制を整えた。複数の事業を統合し、日本発のエンタメを世界に届けるための基盤を築いている。
「アニメ作品を海外に届けるには、国ごとの複雑な利権構造が壁になります。でも、吹き替えや字幕のクオリティを維持し、現地市場に適したプロモーションを行えば、その壁を超えられる」
現在はシンガポールを拠点にアジア市場をターゲットにし、日本のエンタメを世界に広げるプロジェクトを進めている。さらに、ライブ制作やデジタルコンテンツ分野で新たな価値創出にも取り組んでいる。
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