すとぷりリーダー「ななもり。」独占インタビュー 「ドームライブを主催」という前例のない快挙
2018年6月15日、ななもり。は「ワクワクするようなビックリと、ステキな思い出を届けたい」という思いで、株式会社STPRを設立。「すとぷり」やメンバー個々の活動を支える基盤として動き始めた。
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「すとぷり」は動画制作の技術を磨きつつ、生配信を通じてファンとの交流を重ね、その存在を徐々に広げていった。そして同年、O-EASTでのライブ、Zeppツアーを開催。1日2回公演で1万5000人を動員する快挙を達成し、ネット発エンターテインメントの可能性を大きく押し広げた。
しかし、その成功の裏で、ななもり。は大きなプレッシャーと向き合っていた。
「手元の資金は4000万円。グッズを作るのもギリギリでした。でも『絶対にいける』と自分に言い聞かせて突き進みました」と振り返る。
支えとなったのは、ファンとの信頼関係だった。
「リスナーさんが購入してくれたグッズの収益を次の活動に回すサイクルを作ることで、僕たちは一歩ずつ進むことができました」
この経験は、ネット発のグループが持続可能なビジネスモデルを築くための大きな学びとなり、現在のSTPRの運営にも活かされている。
前例のない快挙「個人でドームライブを主催」
2019年、ななもり。率いる「すとぷり」が成し遂げたのは、前例のない快挙だった。大手レコード会社やイベント会社の後ろ盾なしに、メットライフドーム(現ベルーナドーム)で数万人規模のコンサートを自ら主催。約3万人収容の会場を個人で貸し切り、ゼロから創り上げたこの挑戦は、ファンや業界関係者に大きな衝撃を与えた。
SNSでは、「ドームでライブなんて、本当に夢物語だと思っていた」「個人主催でこの規模を実現するなんて、前代未聞!」と驚きと称賛の声があふれた。
この成功を支えたのは、ネットを通じて築かれたファンとの強い絆、そしてななもり。の確固たるリーダーシップだった。異例の挑戦が、すとぷりを新しいエンタメの象徴へと押し上げた。
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