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NHK「エース級アナが次々消える」異常事態の深刻 ポスト桑子真帆や和久田麻由子、なぜ出てこない?

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  • 霜田 明寛 ライター/「チェリー」編集長
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『ブラタモリ』6代目アシスタントとして知名度を高めた浅野里香は、2024年に結婚&産休報道が出た。仕事を調整していたのか、徐々に露出が抑えられてきた。

4月からは『土スタ』『きょうの料理』など、比較的目立つ番組を担当しているが、和久田麻由子や寺門亜衣子が産休復帰した際には、いきなり帯番組を与えられて華々しい復帰をしていたことを考えると、いささか地味な印象は拭えない。

(画像:NHK公式サイトより)

4人それぞれ事情は違えど、30代前半で、今後を担う期待の女性アナウンサーたちが「最前線に立っているとは言いがたい」という異常事態が、今回の発表から読み取れるのである。

なぜこのようなことが起きているのだろうか。

仕事が“平等に”振り分けられている

今回の発表をさらに読み解くと、そもそも今のNHKは桑子真帆や和久田麻由子のような、突出した人材を育てようとしていないのではないか、という意図を感じる。

中川が担当していたスポーツ番組や、佐藤が担当していたエンターテインメント番組は、2人の後任的な立ち位置のアナウンサーに引き継がれるのではなく、多くのアナウンサーに“平等に”振り分けられているように見える。

例えば、中川安奈は『サンデースポーツ』に加え、『あさイチ』や『ひむバス!』など、出演するアナウンサー自身にも人気が集まりそうな番組を兼務していた。だが、中川のあとに『サンデースポーツ』を担当する宮本真智は『あさイチ』に名前はなく、宮本をポスト中川にしようという意向は感じられない。

全般的に、誰かに仕事が偏ったり、目立つ仕事を与えたりせずに、できる限りいろいろな人に仕事を広く与えようとしている印象なのだ。

決められた原稿を読むニュース番組だけでは、なかなかお茶の間からの支持が得られにくいことを考えると、スポーツやエンターテインメント番組を担当したほうが、人気の芽は出やすい。

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【誰かを突出したエースにしようという感覚自体がない?】

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