Appleインビテーションは、iPhoneからだとアプリを利用する形になる。「設定」アプリを開き、最上部の名前(Apple Accountに設定している自分の名前)をタップし、「iCloud」を選択。「iCloud+の機能」の欄にある、「Appleインビテーション」をタップすると、App Storeが開き、アプリをインストールできる。App Storeで直接Appleインビテーションを検索してもいい。
また、iCloud+に加入している場合、ブラウザーからパソコンやiPadを使ってAppleインビテーションを作成することもできる。この場合、iCloud.comにアクセスしてから、「Appleインビテーション」のアイコンをクリックすればいい。機能はどちらもほぼ同じだが、広い画面でキーボードを使って作成できるのが、iPhone以外の端末からアクセスする利点と言える。

アプリを開いたら、まずは「イベントを作成」のボタンをタップ。次の画面で「背景を追加」を押し、あらかじめ用意されたイラストか写真を選択する。Apple Intelligenceを使い、イベント内容に合わせたイラストを自動生成する機能もあるが、現状、日本語設定のままだと利用できないので、あらかじめ、招待状作成用の写真を用意しておいたほうがいいだろう。
次に、イベントタイトルと日時、開催地をそれぞれ入力していく。iPhoneアプリの場合、開催地に現在地を指定することもできる。また、画面下の「機能統合を追加」を選択すると、マップをつけたり、開催日の天気予報を表示させたりすることも可能だ。入力や表示項目の選択が終わったら、「プレビュー」をタップ。「次へ」をタップすると、参加依頼を送信する画面が現れる。ここで「ゲストを承認」を有効にすると、参加を許可制にすることができる。
あとはメールで送信してもいいし、連絡先に登録した人を選択して参加依頼を送ってもいい。送られた側は、招待状をクリックしてメールアドレスを入力し、送られてきた確認コードを入力して、参加の可否を伝える。メッセージを追加することも可能だ。ボタンが押されると、作成した側のiPhoneに通知が表示される。参加者の管理も楽にできる。歓迎会や送別会、お花見など、春はイベントが多い。それらを主催することが多い人はぜひ覚えておきたい。
SNSやネット通販用の“捨てアド”も簡単に作れる
重要な連絡や通知、品物を購入した際の控えなどを送るため、会員登録を求めるサイトは多い。その際に、メールアドレスを入力するのが一般的だ。ただ、こうしたアドレスが不正アクセスなどの結果、漏れてしまうこともある。普段使っているメールアドレスを登録していると、変更した際に連絡を取っている相手全員に告知するのはかなり手間がかかる。
このようなリスクを未然に防ぐためには、サイトごとに登録するメールアドレスを変更する手がある。もし、そのサービスが「Appleでサインイン」に対応していれば、Appleアカウントでそのままユーザー登録でき、その際に「メールを非公開」を選択することができる。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら