スーツ代わりにセットアップを着る男性の盲点 フォーマルな場面に耐えきれない納得の理由

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カジュアルという言葉が残る以上、入社式などの式典やビジネススーツ着用の取引先と商談するときは、ビジネススーツをおすすめします。たとえ着用場面は少なかったとしても、冠婚葬祭同様に、1着はビジネススーツを用意してはいかがでしょうか。

進化するセットアップの未来予測

もはや定番と言える「機能付きセットアップ」は、年々ガラパゴス的進化を遂げています。

ストレッチが効いた機能付きセットアップ(写真:筆者撮影)

たとえば「ウエスト紐がついたベルトレス」のデザインは定番化しましたし、ここ最近では「ジャケットの胸ポケットを省いたデザイン」も増えてきました。また、これまで女性もので見かけた「襟がないノーカラー」のセットアップも店舗で見かけませんか。

この傾向から読み解く未来は、これまで以上に「スニーカー合わせ」や「襟がないインナー」との相性がよくなると同時に、「ワイシャツにネクタイを締める」着こなしにはますます合わせづらくなるというもの。

これまでビジネススーツと混同されてきましたが、むしろ今後はオン・オフ兼用のアイテムとして人気が高まるのでは。いわゆる都市部のIT企業に多い「スニーカー合わせのセットアップ姿」は、今後業界を問わず、ビジネスファッションのスタンダードになっていくことが予想されます。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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