コロナ禍で激増「足をめぐる」深刻症状の後始末 気づかぬうちに「テレワーク足」になっている
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コロナ禍によるテレワークの普及で、足の筋力が衰えている人が多いという(写真:asaya/PIXTA)
私たちの生活を大きく変えたコロナ禍ですが、「足のクリニック表参道」 院長の桑原靖先生によれば、じつはその影響を大きく受けているのが「足」なのだそうです。
そこで本稿では、足や脚に悪い生活習慣と合わせて、テレワークの普及によって弱った足を鍛え直す方法を解説します。
※本稿は、桑原靖氏の著書『外反母趾と足底腱膜炎 自力でできるリセット法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
足や脚に優しくない習慣にサヨナラしよう
足に負担をかける動作や習慣を避けることも、足を守ることになります。足のために「やらないほうがいいこと」「やってはいけないこと」を知ってください。
無意識のうちに、足に余分な負担をかけていることがあります。その代表例が、椅子に腰をかけているときに無意識にやりがちな、「脚を組む」という動作です。
骨盤は水平に保つことが理想です。ところが、脚を組むと骨盤が傾いてしまいます。そうなると股関節の動きが悪くなり、ひいては腰や膝や足の動きも悪くなります。
すでに体に歪みがあるせいで、脚を組むほうが楽な人もいます。そのため無意識に脚を組んでいる人も多いと思います。
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