東大生分析「英語と日本語」同じ言葉でも違う意味 英語と日本語では「魔女」も受け取る印象違う
それに対して、日本語の「矜持」という言葉はどうでしょうか? 自分の能力に対して抱く誇りのことを指す言葉ですが、これも英語に直すと「pride」になります。
こちらは、日本語では悪い意味で使われることはほとんどありません。むしろ「彼には矜持がある」と言えば「信念を突き通すような強い思いがある」というような意味として扱われます。
「プライド」と「矜持」は、同じような意味でありながら、別のものとして扱われる場合が多いわけですね。
外国のニュースもより理解できるように
英語と日本語で、意味は同じだけれど、ニュアンスが違う言葉はほかにもいくつか存在します。
「ナイーブ」と聞くと、「繊細な人」といったニュアンスで、日本ではあまり悪いイメージがありませんが、英語の「naive」は「世間知らずで騙されやすい奴」という意味になります。
簡単に相手に「あなたはnaiveだね」というと、相手のことを侮辱することになってしまうかもしれないのです。
この微妙な違いを理解すると、外国のニュースでも、外国人と話しているときでも、話をよりよく理解できるようになるかもしれません。参考にしてみてください。
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