サムスンが日本の「キャッシュレス市場」に参入 Apple Pay、Google Payに次ぐ「第三のウォレット」
ただし、今のところポイントカードのバーコード表示には対応していないため、ポイントを読み取らせる際はWebブラウザでの画面を提示する形になる。サムスンは今後、ポイント事業者との連携を強化し、直接バーコードを表示できるように働きかけているという。
FeliCa対応は? 日本特有の課題
キャッシュレス先進国としての日本には、FeliCa方式のSuicaやiD、QUICPayなど独自の決済インフラが根強く浸透している。しかし、現状Samsung Walletではこれらとは別に存在するもので、交通系ICカードやコンビニなどのFeliCa決済をSamsung Walletへ移行はできない(端末上で共存は可能)。
よって、しばらくは「FeliCa決済にはGoogle Payやおサイフケータイ」「タッチ決済やQRはSamsung Wallet」といった使い分けが続くとみられる。
Google Payも段階的に国内独自規格へ対応してきた経緯があるだけに、サムスンが今後どこまで独自にFeliCa対応を進めるのかも注目だ。
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