進化する「水拭き掃除機」6メーカーを徹底比較 Dyson、パナソニックなど"持ち味"はさまざま

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スティック掃除機とモップ中間のような形状で、下部には注水タンク、その裏に同量の汚水タンクがあります。

前述したリンサークリーナーは染み汚れが中心でしたが、こちらは固形ゴミもOK。床にこぼしたラーメンの麺や、猫が吐き戻した毛玉なども吸引します。ゴミは汚水タンクに回収されるため、タンクの汚水を処理するときは、台所の三角コーナーに使うようなネットで、固形ゴミと汚水を分離する必要があります。

水タンクは重さもさほど感じず安定感がある。日本で水拭き掃除機といえば、だいたいこのタイプ(写真:アクア提供)
ローラーにきれいな水を注水しながら拭き掃除。1回転するとスクレイパでローラーに付いたゴミと水分を絞り取り、汚水タンクに回収する(写真:アクア提供)

進化した水拭き掃除機はDyson

水拭き掃除機の中でいちばん進化しているのは、DysonのWashG1(8万4700円)でしょう。

Dysonといえばサイクロン掃除機ですが、この掃除機はサイクロンを使っていない水拭き+吸引掃除機。基本的なしくみはAQUAのWIPELとほぼ同じです。

違うのは、WashG1はマイクロファイバー製のダブルローラーになっていて、1カ所を2本のローラーが通過することで、より拭き掃除力が高まっているという点。ローラーはそれぞれ逆回転するため、強力なべたつき汚れもしっかり落とせます。

WashG1はさらにローラーとは別にゴミをかき集めるブラシも内蔵し、床に落ちている食べこぼしなどの固形ゴミも同時に吸い込んでくれます。ヘッドの内部には、固形ゴミと汚水を分離するフィルターがついているため、ゴミ捨ての際に液体と固形物を分離する手間がありません。

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