「有名企業への就職に強い大学」ランキングTOP200 理系人材の不足で工科系大学が上位を席巻

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東京大と比肩する最難関大でも京都大学(17位)は就職先の傾向が異なる。就職者が最も多いのはアクセンチュア(36人)だが、それ以外は、関西電力(26人)、トヨタ自動車(24人)、三井住友銀行(22人)、三菱UFJ銀行(21人)など。

他の旧帝大で就職者数が多い企業は?

他の旧帝大もコンサルティング会社はそれほど多くない。各大学の就職者が多い企業は、10位の大阪大学がソニーグループ(41人)、NTTデータグループ(39人)、ダイキン工業(35人)。名古屋大がデンソー(53人)、トヨタ自動車(52人)、中部電力パワーグリッド(22人)。18位の東北大学がNTT東日本(26人)、日立製作所(24人)、NEC(20人)。九州大が九州電力(41人)、日産自動車(32人)、三菱重工業(24人)。29位の北海道大学がニトリ(22人)、北海道電力(19人)、アクセンチュアと日立製作所(各18人)など。理系の学生が多いことから、大手製造業やインフラ系の就職者が多くなっている。

一方、国立大と対照的に文系学部の学生数が多い私立の難関大は、大手の銀行や生損保など金融業が多い。MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)と関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)の大半で、就職者数最多企業がメガバンクを中心とした銀行。銀行以外が就職者数最多の大学は、日本航空(28人)が最多の25位の青山学院大と、パナソニックグループ(49人)が最多の50位の関西大となっている。

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