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仕事のこと、お金のこと、親のこと、子どものこと……。
50代の悩みはどれも切実です。体力や気力だって低下します。しかし、50代にはこれまで長年培ってきた知識や経験、スキルがあります。それらを駆使する方向にうまく「シフトチェンジ」すれば、まだまだ戦えます。輝けます。
『週末起業』の著者、藤井孝一氏は「自分がこれまでやってきたこと、身につけたことを過小評価すべきではない」と言います。リアルな50代の現状をふまえ、第二のキャリア、人生を充実させるための「シフトチェンジ戦略」について、新刊『
50代がうまくいく人の戦略書』をもとに、3回にわたり紹介します(今回は3回目)。
時間と体力を切り売りする副業はNG
私が『週末起業』を書いた2000年代前半は、副業という概念はあったものの、実践する人はまだ多くいませんでした。
「週末起業をしたいけど、会社の就業規則で副業が禁止されている」
「やりたくても会社にバレるのが怖くて、どうしても一歩を踏み出せない」
当時はそんな話をさんざん聞きました。
しかし、今は国も副業を推奨する時代です。厚生労働省が定めた「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、企業の対応の基本的な考え方として「原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である」とうたっています。
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藤井 孝一
経営コンサルタント、アンテレクト取締役会長
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ふじい こういち / Kouichi Fujii
1966年生まれ。大手金融会社でマーケティングを担当の後、経営コンサルタントとして独立する。なかでも、会社を辞めずに起業することの有効性に20年以上前から着目、「週末起業」と名付けて提唱する。これまで2万人超のビジネスパーソンを指導、今も起業を志す多くのビジネスパーソンたちに影響を与え続けている。ビジネス書の愛読家としても知られ、その要約と書評のメールマガジン『ビジネス選書&サマリー』は5万人以上のビジネスパーソンに読まれている。主な著作に『読書は「アウトプット」が99%』『「お金を稼ぐ!」勉強法』『インディペンデントな働き方』『40歳からのワーク・シフト』(以上、三笠書房)のほか、『週末起業』(筑摩書房)、『大人の週末起業』(クロスメディア・パブリッシング)など60冊以上、うちいくつかは中国、韓国などでも刊行されている。
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