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M-1創設者がバッテリィズに泣きそうになった理由 理論派が目立ってきたM-1に2人が与えたこと

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  • 谷 良一 元吉本興業ホールディングス取締役
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その結果、寒空の中で競い合ったからこそ生まれた連帯感みたいなものが出演者、観客に生まれ、選ばれた者をみんなが応援するという感動があった。

でも今はそんな時代でないのかもしれない。暖かい会場で思う存分力を発揮してくださいという時代なのだ。

ただ、審査方法には少々疑問を感じた。1組目から順番に勝ち抜きをしていくのだが、これは圧倒的に後攻有利だ。その証拠にA組は後攻の5勝1敗だった。前の組のネタの印象はどんどん薄れていく。その都度点数を付けて、最後に発表というスタイルではダメなのか。

オープニングの島田紳助さんのことば

さて決勝である。オープニングは1年目の中川家から過去19回のチャンピオンの映像、ここでもう泣きそうになる。そのあとは今年の10330組の予選映像。

2回戦「1721/10330」、3回戦「408/10330」、準々決勝「132/10330」、準決勝「31/10330」――。Good!

朝日放送は毎年この盛り上げがとてもうまい。予選取材にかけた人数、時間、編集、そして愛はすごいものだと思う。

そして、「いつまでもM–1が夢の入り口でありますように」という島田紳助さんのことばが流れる。厳しさの根底にこれがある。

スポンサー4社はいずれも若者ウケするメジャー企業だ。全然スポンサーが見つからず、ようやくオートバックスさんに付いていただいてなんとか開催にこぎつけた1年目を思い出す。

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