M-1創設者がバッテリィズに泣きそうになった理由 理論派が目立ってきたM-1に2人が与えたこと

✎ 1〜 ✎ 19 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 22
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いよいよファーストステージが始まる。トップに選ばれたのはなんと昨年優勝の令和ロマン! しかも2年連続。運命的というか神様のいたずらというか本当に嘘みたいな結果だ。

前年優勝者でトップ出番は苦戦が予想されたが、なんともすばらしい漫才だった。子どもの名前をワタナベにする、保護者会で漫才したいだろう、には笑った。

堂々たる横綱漫才、圧巻だった。これはこのまま優勝まで行くぞと思った。で、結果は850点という高得点。

令和ロマンと1点差になった真空ジェシカ

そして次に選ばれたのが昨年2位のヤーレンズ。いい漫才ではあったがもうひとつはじけなかった。

3番目に選ばれたのは真空ジェシカ。これがまた笑った。商店街の振興策。片寄った政党のポスターが多い、少年ジャンプの掲載順、トングを使わないふたり、には笑った。そこかしこに笑いが散りばめられている。得点は令和ロマンと1点差の849点で2位。

このあと、マユリカ、ダイタクといい漫才が続いたが得点は伸びず。6番目がジョックロック。

病院ネタで風刺がいっぱい。「やっぱりちょっと(マイナ)カードつくるのこわいなあ」、「マミーは毎月60ギガも使わないー」には笑ったがいまいち得点が伸びなかった。ぼくはかなり好きな漫才だ。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事