「新入社員が成長する」デキる先輩の"伝え方" 行き違いやトラブルを防ぐための3つの方法

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ
些細なことでも、相手に「できた」「役に立った」という実感を持ってもらえれば、相手の自信を醸成することができます(写真:eizan/PIXTA)
新入社員がなかなか思うように動いてくれない。伝えたことと結果が異なっている……と悩む人は少なくありません。実は、相手を変えようと努力するより、こちらの伝え方を工夫した方が、良い結果につながっていくのです。アドラー心理学と脳科学を組み合わせたテクニックが満載の『感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ』より一部抜粋のうえ紹介します。

思い通りの結果に相手を導くためには

新入社員に、「定例のミーティングで使う会議室を予約しておいてね」と指示したら、予約してくれた部屋が狭すぎて全員入りきらなかった。

こんなふうに、動いてはくれるけれど、自分が想定したものと違う結果になった経験はありませんか?

こういうことがあると、「なんでこんなことになるの?」「ちゃんとやってよ!」などと、つい相手を責めたくなってしまいますが、ここはグッとこらえてください。

こういう「ダメ出し」対応をしてしまうと、「そんなにこだわりがあるなら、自分でやればいい」「せっかく手伝ってあげたのに、文句を言われるくらいなら二度とやらない」と反発されてしまいます。

また、「私はこんな簡単なこともできないのか」「何かやると、かえって人に迷惑をかけてしまう」と自信を失い、自ら行動できなくなってしまうことさえあります。

逆に言えば、些細なことでも、相手に「できた」「役に立った」という実感を持ってもらえれば、相手の自信を醸成することができます。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事