「ゆっくり大きな声で話す」が今や"時代遅れ"の訳 人気のYouTuberに共通する「話し方の特徴」は?

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「早口は、バカに思われることを心配する人に対して使うと、とくに効果的」とは、世界最大のヘッジファンドの創業者で、アメリカの伝説的投資家レイ・ダリオさんの金言です。

あの稀代の経営者である孫正義さんは、シェアオフィス企業のWeWorkの創業者アダム・ニューマンさんにほれ込み、あっという間に投資を決めたそうですが、総額160億ドルもの損失を抱え込むことになりました。

「私の人生の汚点だ」と語っていますが、ニューマンさんの超早口で、熱っぽく語る姿に惹かれたとも伝えられています。

話すスピードで「相手に与える印象」は大きく変わる

相手が同意してくれているときはゆっくりと、相手が反対意見のときは速く話せ、という説もありますが、話すスピードによって、相手に与える印象を大きく変えることができるのです。

もちろん、速く話すことで聞き取りにくくなるのはNG。

全体を通して、明快にスピーディーに話しながら、重要な言葉ははっきり、ゆっくり。これが現代の話し方の大正解です。

コミュニケーションの「昨日の正解・日本の正解」は、「今日の不正解・世界の不正解」という不都合な真実があります。

みなさんもその常識をいっきにアップデートしてみませんか。

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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