「あのアニメはすごくスケールが大きくて、見た後に自分が今悩んでいることが小さく感じられるようになる。だから正月にでも見て、一度マインドをリセットするようにしなさい」と。その言葉どおり、正月に「ルパンVSコナン」を見て緊張をほぐし、東大に合格したのだそうです。
もちろん寝る間を惜しんで勉強しなければならない受験生全員におすすめできるやり方ではありませんが、しかし、不安で仕方がないという人にとってはいい方法かもしれません。
「ルパンVSコナン」ではなくても、映画『キングスマン』や「007」などのスパイ映画もいいかもしれません。英語で見ればリスニングの勉強にもなります。
疲れて動けなくなるまで「とにかく走る」
次はBさん(経済学部4年)の「とにかく走る」です。
受験期は悩みや不安でいっぱいになってしまいがちです。理由もなく涙が出てくるという受験生もいれば、食事がのどを通らなくなってしまう受験生もいます。
悩みで身体的な不調が表れやすい直前期のある日、Bさんはふと思い立ち、予備校の帰りに家の近くにある河川敷をひたすら走り続けたのだそうです。もともと運動部だったBさんは、疲れて動けなくなるまで2~3時間程度、とにかく無心で走り続けたのだそうです。
なぜそんなことをしたのか、Bさん本人も説明できないと言います。明確な理由はないけれど、走っている間は無心でいられて、走り疲れるまで走ることで身体の緊張が解きほぐされて、その日はぐっすり眠れて、次の日から心機一転頑張れるようになったとのことです。気が済むまで走ることで、悩みや不安を断ち切ることができたというわけですね。
Bさんほどでないにしても、軽めの運動をすることで直前期にリフレッシュを行っていたという人は多いです。意外かもしれませんが、いちばん多かったのは「ラジオ体操」です。ラジオ体操は自分の全身の筋肉を一番効率的にほぐしてくれるものであり、休み時間のちょっとしたタイミングで行っていた人は多かったです。参考にしてみてください。
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