ドコモで多発する通信障害 スマートフォン急増の落とし穴

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ドコモで多発する通信障害、スマートフォン急増の落とし穴

「今回の事態は、とても重く受け止めている。二度と起こしてはならないと考えている」(NTTドコモの澤田寛・サービスプラットフォーム部長)

携帯電話首位のNTTドコモで、スマートフォン(スマホ)のメールに関する通信障害が多発している。

昨年12月、メールが他人に届いてしまう問題が発生。年が明けた1月にも、サーバーの故障でメールが正しく届かず、合計で約22万人に影響が生じた。ドコモでは昨夏も通信障害が起き、監督官庁の総務省が異例の視察を行ったばかり。が、再発を食い止めることはできなかった。

特にメールが他人に届いてしまう12月の障害は、電気通信事業法が定める「通信の秘密」に抵触するため、その社会的な責任は重大だ。

ドコモは昨年末、山田隆持社長を本部長とする対策本部を設置、原因究明に乗り出した。3件は共に、スマホでiモードサービスを利用できる「spモード」の加入者に起きた。辻村清行副社長は「原因はスマホ特有の常時接続機能により、通信が過度に集中したことだ」と説明する。

通信障害が起きると、端末は異常を感知し、サーバーに接続し直す仕組みになっている。従来型の携帯電話では、ネットに断続的に接続するため、サーバーへのアクセスは分散される。

 

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