米国で新型iPhoneはどう評価されているのか アップルがついにタブーを破った?
しかし価格は800ドルからで、オプションのキーボードは170ドル、スタイラスペンは100ドル。従来型よりずっと高くつく。
サコナギに言わせると、このようなデバイスをアップルは長らく拒否してきたが、どうやら収まるところに収まるようになってきた。今度のiPadはマイクロソフトOfficeが使える。プロセッサも高速化して計算に強くなる。
Apple TVの実力は?
クックCEOは新型Apple TVも披露した。Apple TVは家庭用娯楽システムの核心部分を狙った野心的な試みだ。これまでの動画と音楽のストリーミングに加えて、ゲーム、買い物、旅の情報までアプリ配信を充実させる。
「わが社のテレビ構想は単純明快だ」とクックは述べた。「テレビの未来はアプリにあると信じている」
新しいApple TVにはゲームにも使えるリモコンが付いてくる。価格はこれまでの70ドルから150ドルに引き上げられた。数々の新しい特色に価値が認められるものと信じて強気のようだ。
業務担当シニア・バイスプレジデントのジェフ・ウィリアムズはApple Watchの進化についても語った。Facebookメッセンジャーや健康アプリのエアストリップが使えるようになるという。
音声アシスタントSiriはすべてのデバイスに共通の機能だ。9日の発表会では特に新しいApple TVでの検索能力に力を入れて紹介されていた。
「アップルが今まではやらないと言っていたことや、世の中の人がアップルはやるべきでないと言うようなことだ」とグウェンは言う。「それがいいかどうかの答えは市場が出す。今のところ感触はいい」
(執筆: KATIE BENNER記者、翻訳: 石川眞弓)
© 2015 New York Times News Service
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