富裕層が日本株を「今、面白い」と注目している訳 個人投資家は中小型株投資ではプロよりも有利

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アメリカ株の成長性は否定しないものの、日本株が今は割安になっているということについて注視している、ということです。

それは、富裕層はいつでも次のように両輪で物事を見ているからです。

①成長投資、グロース投資をせよ

②割安投資、バリュー投資をせよ

富裕層はこれらの2つの論調のどちらかを採用するのではなく、両方をとりにいきます。つまり、これから成長が見込める株も買えばいいし、明らかにお買い得ならそちらの株も買えばいい、ということです。

僕自身、日本株も正しく目利きをすれば儲けるチャンスは相応にあると思っています。日本人としてマーケットのことを勉強し、経験値や手腕を身につけたいと考えるなら、いきなり外国株ではなく、言語やルール、文化や風土を熟知している日本という国の株式投資に挑戦してみてもいいのではないでしょうか。

プロ投資に対する幻想の誤解を解く

株式投資に対するよくある誤解のひとつは、「プロでさえ継続して利益を出し続けるのは難しいのに、一般人が勝てるわけがない」というものです。

この誤解を解くには、プロと個人の投資の属性の違いを知ることが必要です。まず、プロと個人では動かすお金の大きさが異なります。個人投資家が1万円を10万円にすることはそれほど難しいことではありませんが、どんなに経験値の高いプロであっても1000億円を1兆円にするのはとても大変です。

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