いかがでしょうか?「頭のいい人は無駄なことをしない」という話でした。
この、無駄の定義は人によって異なるのだと思います。
「授業が無駄」だと考えると、よく受験生は内職をしてしまいます。「自分の受験に関係ない時間だから、この時間は無駄だ」と。
だからといって、「意味のないものだ」と決めつけて、先生から見つかるリスクを犯しながら、集中しにくい時間を過ごすよりは、自分でその時間をどのように意味のあるものにするのか考えたほうが合理的なんですよね。
前述したとおり、隙間時間を有効活用する一方で、東大生は遊ぶときはとことん遊びます。「俺はレポートを書かなければならないのに、なんでこんなに無駄な時間を過ごさなければならないんだ」と不貞腐れながら遊んでいたら、その時間のほうが無駄になってしまいますよね。それよりはむしろ、思いっきり遊んで、英気を養う時間にするほうが合理的です。
もちろん、それには一定の制限も加えています。「この時間からこの時間までは遊ぶ」「この時間からこの時間は勉強する」というメリハリをつけているというのも、東大生の特徴だと言えるでしょう。このように、時間を有効活用するための工夫を随所で行っているのです。
時間に厳しい=遊ばない、ではない
また、冒頭で「東大生は時間に厳しい」と書きましたが、この「厳しい」というのは、「遊ばない」「意味のない時間を過ごさない」ということとは少し違うんです。
どんな時間であっても、その時間を無駄にしないための努力をしっかりと行うということなのです。この姿勢は、非常に参考になると思います。
私たちはつい、無駄だと思ったら「なんだよこの時間、早く終わればいいのに」なんて考えてしまいますが、それではいけないんです。きちんとその時間を自分のものにできるように努力することも重要なのです。ぜひ、参考にしてみてください。
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