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車輪型で首位、「草刈り機」老舗メーカーの強み 売上高200億円が視野、海外にも2拠点を展開

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乗用型草刈機が作業する様子
果樹園などで使われる乗用型草刈機(写真:オーレック)

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日本経済を活性化させるための起爆剤として「中堅企業」への関心が高まっている。本特集では、誰もが知る有名企業から意外なニッチトップ企業まで日本各地で飛躍している中堅企業の現状や、彼らを取り巻く環境の変化、注目企業ランキングなどをお届けする。

オーレック|未上場(福岡県広川町)

[業 種]農業機械
[設 立]1957年
[代表者名]今村健二
[売上高]223億円(2023年12月期、グループ連結)
[従業員数]444人(グループ)

オーレックは1948年に創業した農業機械や草刈機のメーカーだ。国内に9拠点、海外に2拠点の事業所がある。

「小型の農業機械に始まり、耕運機や草刈機などに広がっていった」(今村健二社長)

現在の主力は草刈機だ。業界初の乗用型や、畦(あぜ)道・斜面でも使える草刈機を開発。車輪タイプでは国内トップシェアを誇る。

乗用型の「ラビットモアー」は低木が多い果樹園、斜面でも使える「スパイダーモアー」は中山間地で利用される。「自社製品にOEMを加えたシェアはおそらく半分を超える」という。

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