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伸びる地方中堅企業「安定度」100社ランキング 「自己資本比率」と「初任給」で集計

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強い企業はどこか? 本誌が取り上げた100社を、複数の指標でランキング。

給料袋と一万円札
(写真:freeangle / PIXTA)

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日本経済を活性化させるための起爆剤として「中堅企業」への関心が高まっている。本特集では、誰もが知る有名企業から意外なニッチトップ企業まで日本各地で飛躍している中堅企業の現状や、彼らを取り巻く環境の変化、注目企業ランキングなどをお届けする。

約9000社を数える日本の中堅企業から、本誌が選定した100社。その会社の強さを測るべく、6つの指標でランキングを作成してみた。

ここでは「成長性」「生産性」「収益性」「安全性」という、標準的な財務の分析枠に即して見ている。なお、業績や従業員数は単体決算ベース。入手可能な直近の決算データに基づいている。

自己資本比率ランキング

5つ目は、総資産のうち自己資本が占める割合である自己資本比率。この比率が高いほど、財務の安定性が高い。収益力の高い会社は自己資本の蓄積もしやすいため、日本新薬、スギノマシンといった高収益企業は上位に位置している。

3位のドウシシャ(大阪府)は、幅広いPB(プライベートブランド)商品の企画・開発を手がける。ファブレスのため設備投資の負担が少ない。

4位のラルズ(北海道)は札幌を中心にスーパーマーケットを展開する。小売業(3割程度が業界平均といわれる)にしては高い自己資本比率から、同社の堅実経営に懸ける姿勢が感じ取れる。

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