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ビジネス #すごい中堅企業100 2024年版

「Uターン・Iターン転職」を取り巻く期待と現実 求人数は増加する一方、求職者はさほど増えず

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(写真:PIXTA)
日本経済を活性化させるための起爆剤として「中堅企業」への関心が高まっている。本特集では、誰もが知る有名企業から意外なニッチトップ企業まで日本各地で飛躍している中堅企業の現状や、彼らを取り巻く環境の変化、注目企業ランキングなどをお届けする。

地方の中堅企業の経営者にとって最重要課題の1つが人材の確保だ。

2024年9月の都道府県別有効求人倍率(季節調整値)を見よう。倍率が高いほど、企業による求人数が、求職者数よりも多く、人手が足りない。

最も高かったのが福井県の1.78倍。企業数が極めて多い東京都の1.72倍をも上回る。次は石川県の1.53倍。能登半島地震の影響が残る北陸で人手不足が深刻だ。以下、岐阜県1.49倍、山口県1.47倍、香川県1.46倍と続く。

一方、東京近郊の神奈川県は0.90倍、埼玉県と千葉県は1.01倍と、求人数と求職者数がほぼ見合っている。

地方で深刻な人手不足。それを解決するうえで地方企業が期待を寄せるのが「Uターン・Iターン転職」だ。地方から都市部へ移動した人が地方に戻るUターン。出身地とは別の地方に移住するIターン。いずれも地方へ移住する転職だ。コロナ禍でリモートワークが普及し、関心が高まっている。

物価の安いところが多い

地方自治体の多くもUIターン転職を支援する。子育て環境や自然の豊かさなど地元の魅力を発信。地方転職で年収が下がっても、物価が低いので住みやすく、生活の質が上がるとアピールする。

確かに地方は物価の安いところが多い。総務省発表の消費者物価地域差指数によれば、全国平均より物価が低い府県は8割に達する。

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