強い企業はどこか？ 本誌が取り上げた100社を、複数の指標でランキング。
（写真：makaron* / PIXTA）
日本経済を活性化させるための起爆剤として「中堅企業」への関心が高まっている。本特集では、誰もが知る有名企業から意外なニッチトップ企業まで日本各地で飛躍している中堅企業の現状や、彼らを取り巻く環境の変化、注目企業ランキングなどをお届けする。
約9000社を数える日本の中堅企業から、本誌が選定した100社。その会社の強さを測るべく、6つの指標でランキングを作成してみた。
ここでは「成長性」「生産性」「収益性」「安全性」という、標準的な財務の分析枠に即して見ている。なお、業績や従業員数は単体決算ベース。入手可能な直近の決算データに基づいている。
成長性の度合いを測る
1つ目は成長性の度合いを測る売上増加率。直近と2期前の売上高を比較している。1位はレーザーテック（神奈川県）。先端半導体用のマスク欠陥検査装置というニッチ分野で圧倒的な世界シェアを有する。半導体ブームの波に乗り、「令和のテンバガー（10倍株）」として株式投資かいわいでも有名だ。
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