「内々定」でも福利厚生が使える企業増加の背景 専門家が指摘する「入社後の危険性」とは

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スーツを着た若い男女
まだその企業にいくかどうかもわからない段階で福利厚生が利用できる仕組みとは(写真:pearlinheart/PIXTA)

人材確保のための競争が激しさを増す企業の採用活動。「手厚い住宅補助」「若手でも管理職になれる」など、さまざまな“特典”で学生の足を向けさせようと必死だ。

そんななか、今話題となっているのは「内々定でも福利厚生が使える」企業だという。まだその企業にいくかどうかもわからない段階で福利厚生が利用できる仕組みとは。最前線の就活事情を取材した。

内定者でも使える会社の福利厚生

「内定後すぐに、内定先の会社の福利厚生で福岡に行ってきました」

当記事は、AERA dot.の提供記事です

そう話すのは、今年4月に新社会人になった深山隆司さん(23歳・仮名)。

内定先の企業の福利厚生を使い、大学の友人との卒業旅行で福岡県にある大宰府や、広島県の厳島神社などに行ったという。

深山さんが利用したのは、ホテルの宿泊料が定価の10%引きになるというもの。

他にも、飛行機が10%引きの価格で利用できたり、レジャー施設の料金が半額で利用できたりする。

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