早大卒弁護士、婚活で女性ドン引きした思い込み ハイスペック男性の成功体験が結婚では障害に

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石川さんは、常時50~60人の入会男性をマンツーマンでサポートするという。素朴な人ほど成婚率は高いという。

「アンケートを行ったとき、6割の男女が『結婚したい』と回答されました。ですが、『いい人がいたら』と前置きした上での『結婚したい』なんですね。『いい大学があったら入りたい』と思ったとき、どうしますか? 入るために頑張りますよね」

結婚するにも努力が必要

未婚率が上昇し続ける現代において、「結婚も同じだと思ってほしい」と石川さんは語る。

「いい人と巡り合えて結婚できる人は、『あの人勉強しているように見えないのに』と言われるような人が難関大学に入学するケースに似ています。そう見えないだけで、実際にはどちらもものすごくスマートな行動をしています。

だけど、こうしたケースは稀であって、ほとんどの人は目に見える努力をしないと選ばれない。結婚は頑張るものだという意識がないかもしれませんが、そうではありません。どんなに優秀な人でも、結婚に関して凡人なのであれば学習していくしかありません」

反面、結婚したいという気持ちがあって、社会人としてきちんとしているなら、「頑張れる素地を持っている」と続ける。筋肉はついているのに、筋肉の使い方がわかっていないようなものである。

「アプローチや手順を教えてあげれば、ものすごく伸びていく男性が多いことも、実際に見てきました。“頑張り方を教えてあげられる人が少ない”ことも、婚活市場において大きな視点だと思っています。こうした齟齬を解消できれば、結婚できる男性はもっと増えていくはずです」

我妻 弘崇 フリーライター

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あづま ひろたか / Hirotaka Aduma

1980年北海道帯広市生まれ。東京都目黒区で育つ。日本大学文理学部国文学科在学中に、東京NSC5期生として芸人活動を開始する。2年間の芸人活動ののち大学を中退し、いくつかの編集プロダクションを経てフリーライターとなる。現在は、雑誌・WEB媒体等で幅広い執筆活動を展開している。著書に『お金のミライは僕たちが決める』『週末バックパッカー ビジネス力を鍛える弾丸海外旅行のすすめ』(ともに星海社)など。

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