早大卒弁護士、婚活で女性ドン引きした思い込み ハイスペック男性の成功体験が結婚では障害に

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ハイスペックな男性は、仕事にしても恋愛にしても成功体験があるため、自らの「こだわり」や「思い込み」に固執する傾向があると石川さんは話す。

「先日、収録に参加した『セ婚ド!』に早稲田大学を卒業した弁護士の男性が参加したのですが、『子どもが走り回るのがうるさくて嫌だ』といった話をして、 女性たちがドン引きする瞬間がありました。その後、彼を呼び出して、『あの発言はダメだよ』と伝えると、『何がダメなんですか?』とポカンとしていた」

その後、女性陣たちから「あの発言はドン引きした」と告げられると、ようやく彼は「石川さんが言っていたことが当たっていました」と宗旨変ええしたそうだ。

「こだわりや思い込みにエビデンスがない」。そう石川さんは一刀両断する。

「女性と関係を築いていくには、トライ&エラーしかない。トライをしていなければ、エビデンスは集められません。エビデンスがない人ほど、こだわりや思い込みが強いです。相手を傷つけてしまったとわかるから、配慮や気遣いができるようになっていきますよね。孤独の時間が長いとそれだけ毒になっている――と、入会した男性たちには伝えています」

男女間で危機感に大きな差がある

また、男性と女性では結婚に対する危機感も大きくズレがあると、石川さんは付言する。

「40代から男女比が半々になるとお話ししましたが、男性は30代後半くらいから真剣に結婚を考える人が多い。一方、女性は出産も視野に入れると、20代中盤くらいから真剣に考えます。しかし、よい人に巡り合えずあきらめてしまう。

あきらめる女性が多い中、男性は増えていくため、40代で半々になるんですね。結婚相談所に入会する20~30代の女性は、男性よりも断然シビアな視点を持っています」

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