早大卒弁護士、婚活で女性ドン引きした思い込み ハイスペック男性の成功体験が結婚では障害に
女性たちが求めているものは、あくまで「結婚しても安心・安全を与えてくれそうな存在」。それが広義の“清潔感”だと言い、
「自分と結婚したら、こういう結婚生活が描けますよと提案することが大事。ところが、ストーリーで自分のよさを伝えられない男性が多い。『仕事は?』と聞かれても、『やりがいがあると思う』しか答えられない。どんなやりがいがあって、ゆくゆくはパートナーとどういう結婚生活を描きたいかが不明確なんですね。自己分析ができない男性が多い」
その際、自虐的に自分を振り返る人も少なくないというが、「自己肯定感の低い人と結婚したい女性なんていない。あなたが思う自分のよい点を教えて」と石川さんは伝えているという。まさに、二人三脚である。
十分に準備して自分をさらけ出す勇気を
「男性はゼロに戻るのが怖いと話すのですが、前進しているのだからゼロではないんです。ところが、ゼロだと思い込んでしまうため、『こっちの女性とも』と保険をかけるようになる。キープできる器じゃないからここに来たんでしょ?って」
結婚相談所は、結婚を前提に交際したい者同士が向き合う場だ。忌憚なく価値観をぶつけ合える場とも言える。しかし、経験不足や思い込みによって、さらけ出せる男性は想像している以上に少ない。
「結婚が前提であるからこそ、何を話すか、どう思われたいのか、準備を怠らないこと。受験をするとき、就職をするとき、準備をしますよね。結婚も同じなんです」
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