リュウジ「セブン酷評動画」が大炎上した本質理由 「炎上商法?」と物議醸した辛口レビューの反省点
文春記事で永松氏は、セブンの弁当が「上げ底」になっているといったウワサに対して、「なってませんでしょう?(笑)」「アコギなことはできないんですよ」「事実をもって投稿してほしい」と否定。強気の発言から、Xでは「上げ底弁当」がトレンド入りし、炎上を招いた。
その話題が盛り上がるさなかの10月26日、リュウジさんのYouTubeチャンネルに投稿されたのが、「上げ底弁当でめちゃくちゃ炎上してるセブンの弁当が本当に『やっている』のかガチレビューします」と題した動画だ。
スタッフが用意した「売れ筋、新商品、定番」の商品を、リュウジさんが実際に食して、「上げ底」を確認するとともに、商品レビューするといった構成となっていた。結論から言えば、動画冒頭からリュウジさんから「これだけ炎上しているなら、(上げ底戦略から)撤収してるんじゃないの?」との予想があったように、明確な「上げ底」と認定される商品はなかった。
つまり「上げ底」をフックにしつつ、料理研究家ならではの「味の評価」に終始した内容であったが、多くの視聴者には、重箱の隅をつついて「たたく要素を探している」ように見えたようだ。
あまり知名度の高くない商品も多かったことから、SNSや動画のコメント欄には、「炎上に乗っかった便乗だ」「スタッフが燃やそうとしている」といった指摘が相次いだ。
好評を博していた「食べ比べ」動画
これらの批判を受けて、10月31日には「セブンの商品を酷評したら炎上してしまった件についてもう一度チャンスをください」と題した動画を公開した。
リュウジさんは冒頭からスタッフと並んで謝罪しつつ、改めて「(スタッフが)セブンの“売れ筋”を事前に全部食べて今日持ってきた」と紹介した。スタッフも「僕の“リサーチ不足”と、リュウジさんに対する態度で、皆さんに不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と頭を下げた。
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