仕事に恋愛に、相手を引き込む「声の使い分け」6つ ビジネスでは声の低い人のほうが頼りにされる

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叱るときには少し低めの声で、抑揚をあまりつけずに話しましょう。反対にほめるときには、大げさなほど明るい声を心がけます。口角を上げて声のトーンを上げ、表情も明るめにしてください。また、「がんばったね⤴」と語尾を少し上げると心から共感している気持ちが伝わります。

異性から好印象を得るには「表情」も大切

声で相手を変えるSCENE 6:婚活を成功させたい

●口角を上げて笑顔でゆっくり話すとうまくいく

優秀な眼科の先生(女性)が婚活の相談に来ました。常にマスクをしているので、笑顔をつくるのも下手、声もくぐもって暗い感じの印象。アプリでマッチングして会っても、その声ととぼしい表情で2回目以降に進まなかったのです。

『一瞬で相手を引き込む奇跡の声トレ』(Gakken)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

そこで口角を上げて常に1〜1.5音高い声で話す練習をしてもらいました。

口角を上げていれば、自然に笑顔になります。また、話すときはゆっくりと。そして声とは関係のない会話術として、初回は自分のことは聞かれるまで話さず、相手の話に終始笑顔でうなづく、スペシャルテクニックも伝えました。

すると1度会った相手からほぼ100%、また会いたいと連絡があったそうです。

このように婚活では、笑顔で話すことが最も大事。そして、相手を受け入れていますという、ゆっくり、やさしい声のトーンが功を奏します。男性も女性も婚活を成功させたいなら、いざ会うときは笑顔でゆっくりと腹式呼吸で話しましょう。

秋竹 朋子
あきたけ ともこ

秋竹 朋子【あきたけ ともこ】
東京音楽大学ピアノ演奏科コースを経て聖徳大学大学院音楽文化研究科修士課程卒。ウィーン留学。国内や国際コンクールなど数々の受賞歴がある。ボイスト レーニングスクール「ビジヴォ」の代表として「声」「話し方」「歌声」に問題を抱えるビジネスパーソンおよび子どもたちの指導を実施。音楽家ならではの聴 力と技術を駆使した、日本初「超絶対音感」によるボイストレーニングが話題を呼び、各メディアからの取材、TV番組にも多数出演。
■ビジヴォ スクール http://www.businessvoice.jp/ 

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