筋肉の達人が伝授「脚の疲れ」簡単に解消するコツ パンパンのふくらはぎはこうやってほぐそう

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そして筋膜をゆるめた後にストレッチを行うことで普段より深い可動域で伸ばすことが可能になります。

ここでは、脚の疲労をとるために重要な「ふくらはぎ」と「足裏」の2つの筋膜にアプローチをしていきます。

第2の心臓ふくらはぎへアプローチ

まずは、ふくらはぎからゆるめていきましょう。ふくらはぎは伸縮することで、ポンプの働きをし血液を心臓へと送り返すような手助けもする大事な筋肉です。

ふくらはぎには腓腹筋とヒラメ筋の2つの筋肉があります。これらの筋肉はつま先立ちなどの動作で働いています。腓腹筋は付着部がひざと足首の2 つの関節をまたぐので両方の関節に作用しますが、ヒラメ筋は足首のみに作用します。ひざの曲げ具合で使う筋肉の割合が変化します。

(画像:『世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑セルフケア編』より)

ふくらはぎの2つの筋肉はアキレス腱~かかとを介して足裏につながります。足裏を含めたこの「つながり」が硬くなると足首を曲げづらくなります。足首が曲がりづらい人はかかと重心になりやすく、バランスを取るためにひざや骨盤を前に出したりする可能性があります。

(画像:『世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑セルフケア編』より)

ふくらはぎの筋肉をゆるめるには椅子の上に置いたボールにふくらはぎを乗せます。椅子の上に置くことでひざを曲げた状態を作ることができ、腓腹筋が弛緩した状態でリリースすることができます。足のつま先を左右に向けることで内外のエッジに当てることができます。

(画像:『世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑セルフケア編』より)
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