偶数と奇数「使いこなせる人」なら解ける算数問題 知ってはいても「使いこなせない」算数の基礎

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7人もいるので、組み合わせの数はかなり多いです。

「グーが0人、チョキが0人、パーが7人のとき……」と数えていくと、36パターンもの組み合わせがあります。普通に考えると、これを1つひとつ確認しなければ合計がどうなるか類推することができない……とひるんでしまいがちです。

しかしこの問題は、偶数と奇数の使い方を理解していれば、とても簡単に答えることができます

偶数と奇数、それぞれの性質

まずそもそも、偶数と奇数というのは、どういうものでしょうか? 

偶数は、2の倍数になる数のことです。仮に偶数個のボールがあったとしたら、2個ずつでペアを作ることができて、余りがない状態になります。

それに対して、奇数はそうではありません。2個ずつでペアを作ると、1個余ってしまう数になります。

(外部配信先では記事中の図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

ところで、ジャンケンの手にも、奇数と偶数があります。パーは立っている指が5本、チョキは2本、グーは0本です。パーのみ奇数で、チョキとグーは偶数ですね。

そして、「13」という数は、奇数ですよね。何人かの立っている指の数を数えたら、合計が「奇数」になったとわかります。

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