「愛犬愛猫と同じ墓に入る」"ペット終活"最新事情 もし自分が犬猫より先に死んだら…どうする?

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最近増えているのが「長年一緒に過ごしたペットと同じお墓に入りたい」という飼い主の希望です。

「同じお墓に入りたい」場合は?

法律では、人のお墓にペットの遺骨を入れることを禁じているわけではありませんが、ペットと同じお墓に入れるかどうかは、墓地管理者のルールによります。

たとえば、仏教では人間ではない動物を「畜生」として人間とは違うカテゴリと位置づけているため、一般的な寺院では、ペットと同じお墓に入ることはタブーとして断っている場合が多いようです(宗派によって解釈が異なることもあります)。

すでにお墓を所有している場合は、墓地管理者にペットと一緒にお墓に入れるかどうかをまず確認しましょう。

禁止されている場合は、新たにペットと同じお墓に入れる霊園や納骨堂を探しておくことが必要です。

ちなみに、「ペットと同じお墓に入れる霊園」は増加傾向にあるようです。

飼い主である自分に何かあったとしても、愛するペットが安心して老後を過ごし、安らかに眠れるよう、さまざまなケースに備えて「しっかり準備」しておく。

それが「本当の愛情」であるともいえ、自身の「幸せな老後」にとっても重要だと「就活の専門家」として私は確信しています。

松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家

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まつお・たくや / Takuya Matsuo

行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家。

行政書士松尾拓也事務所代表、有限会社三愛代表取締役。

1973年北海道生まれ。父親が創業した石材店で墓石の営業に従事する傍ら、相続や終活などの相談を受けることが増えたため、すでに取得していた行政書士資格を活かし、相続・遺言相談をメイン業務として行うようになる。

信条は、相談者からの困り事に「トータルで寄り添う」こと。家族信託や身元保証など「新しい終活対策」についても積極的に取り組み、ライフプランや資産管理などの相談に応えるためにファイナンシャル・プランナー、住み替えニーズなどの相談に応えるために宅地建物取引士の資格を取得。ほかにも家族信託専門士、相続診断士、終活カウンセラー、お墓ディレクター1 級など、終活にまつわるさまざまな資格を取得する。

一人ひとりの「ライフエンディングシーン」(人生の終末期)で、最も頼りになるパートナーとなるべく、全方位視点で積極的な事業展開を行っている。

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