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オルカンとS&P500、意外に違う両者の"中身" 投資信託、やってみてわかった「本当の話」②

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米国景気や為替のリスクを考えるとオルカンに軍配か。

ユーロ紙幣と地球儀とビジネスパーソンのミニチュア
純資産総額トップは「S&P500」、2位は「オルカン」(写真:Graphs / PIXTA)

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今年1月の新NISAスタートをきっかけに、投資ビギナーがこぞって参入した投資信託。本特集では、新NISAで注目しておきたい次の投資テーマや、「投資のプロ」12人が厳選した注目ファンドなどを紹介する。

もはやインデックスファンドの象徴になった「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。「オルカンとS&P500のどちらがいいのか?」と悩む投資家が少なくない。

どちらもインデックスファンドだが、前者は日本や新興国を含む47カ国・地域で、組入銘柄数は約2900。後者が米国のみで銘柄数は約500。要は世界中と米国のどちらに投資するかだ。よく指摘されるのが「オルカンは全世界といっても、実質、米国株ファンドなのでは」という点である。実際にオルカンのポートフォリオでは米国株が64%を占める。

設定来ではS&P500のリターンが上回るが・・・

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