有料会員限定

大暴落の8月5日、ファンドの行動から見えた真実 北米株が流出だが日本株インデックスは流入

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

過去最大の株下落でも慌てて売られることはなかった。

急落する株価チャートのイメージ
8月5日、日経平均株価は、過去最大の4451円も下落した。だが日本株のインデックスファンドは、その逆を行った(写真:Graphs / PIXTA)

特集「投資信託大解剖」の他の記事を読む

今年1月の新NISAスタートをきっかけに、投資ビギナーがこぞって参入した投資信託。本特集では、新NISAで注目しておきたい次の投資テーマや、「投資のプロ」12人が厳選した注目ファンドなどを紹介する。

2024年8月。日本市場は荒れに荒れた月だった。2日に日経平均株価は5.8%下落し、5日には12.4%下落で過去最大の4451円も下げた。この市場急変を受け、慌てて売った投資家は、どの程度いたのか。

ここでは個人投資家の動向を推察するため、公募投資信託について、8月の月初5営業日(1〜7日まで)の資金流出入の推計データを用いて分析した。

当該期間累計の投信全体における推計の純流入額は約2800億円。過去2カ月から大きく減少しておらず、個人投資家による購入意欲は引き続き高かった。

関連記事
トピックボードAD