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オルカン伝道師が語るインデックスとアクティブ 三菱UFJアセット・代田秀雄常務インタビュー

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オルカンの生みの親が説く、ファンドの王道とは。

代田秀雄(しろた・ひでお)1985年三菱信託銀行入社。2015年三菱UFJ国際投信取締役、2018年常務執行役員、2019年常務取締役。2023年商号変更で三菱UFJアセットマネジメントとなり、2024年より現職。(撮影:今井康一)
2024年1月の新NISA(少額投資非課税制度)スタートをきっかけに、投資ビギナーがこぞって参入した投資信託。本特集では、新NISAで注目しておきたい次の投資テーマや、「投資のプロ」12人が厳選した注目ファンドなどを紹介する。
当記事では、今や新NISAの代名詞ともいえる、大ヒットファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)を生み出した三菱UFJアセットマネジメントの代田秀雄常務に、オルカンの誕生秘話と今後のファンド戦略について、熱く語ってもらった。

――「オルカン」は今やインデックス投資を行う投資家にとっての代名詞です。改めて現状をどのように分析していますか。

「オルカン」を含めて「eMAXIS Slim」シリーズは14本あるが、設定・解約を見ると、半分以上が積み立てで入ってきている。これがすごく重要なことだ。積み立ての設定日には、クレジットカード決済をけっこう使っている顧客が多い。

新NISAが始まって以来、8月初めには初めての大きな株式市場急落があったが、マイナスは1日くらいで、(解約は)ほぼほぼそこで終わっている。解約も多かったが、設定も多く、売られたうちの7~8割が日本株で、2~3割が投信だった。

世界株や米国株は平均投資期間が長い

――投信には株価下落に耐性があるということですか。

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