純資産総額で見る投資信託ランキング。
今年1月の新NISAスタートをきっかけに、投資ビギナーがこぞって参入した投資信託。本特集では、新NISAで注目しておきたい次の投資テーマや、「投資のプロ」12人が厳選した注目ファンドなどを紹介する。
投資信託も個別株と同様、ファンドを評価するのにさまざまな指標がある。ここでは代表的な7つの指標を使い、投信ランキングを掲載した。なおデータはMINKABUに協力を仰いだ。
まず「純資産総額BEST50」。投信における純資産総額は基本的な指標で、ファンドの大きさを表す。毎日算出される「基準価額」(投信の値段)と「受益権口数」を掛け合わせたもので、組み入れた資産の時価総額である。
トップと2位で突出していたのが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式」(オール・カントリー)だ。「S&P500」、「オルカン」と呼ばれ、初心者にもとっつきやすいインデックス投信である。米国景気や世界景気そのものを買っているといってもよい。今や新NISA(少額投資非課税制度)の代名詞にもなった。海外株投信の人気は資産の海外シフトを通じ円安を呼ぶ一因にもなっている。
「純資産総額」BEST50(1〜25位)
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