国語の勉強つまらない人に欠ける"古文の奥深さ" 解釈が色々あるからこそ、学んでいて面白い
最近SNSを見ていると、「古文なんて勉強しても、面白くないよ!」「古文の勉強をしても、将来なんの役にも立たない」という考えを持つ人が数多く存在しているように感じます。
国語を教えている身としては、このように言われていることを、悲しく感じます。世の中の国語の教員が、古文の面白さをあまり伝えられていない、ということなのかもしれません。
それでも、古文は楽しくて、今を生きる私たちにとっても意味のあるものだと考えています。今回は、「古文の面白さ・奥深さ」について、みなさんにお伝えしたいと思います。
春はあけぼの、の2つの解釈
まずはみなさん、こちらの一節を読んでみてください。
多くの人は、この一節を知っていると思います。国語の授業で習った人も、多いのではないでしょうか?
では、この一節の中で、どのように句読点を打つのかについて、習ったことはあるでしょうか。
実はこれには、2つの解釈があります。まず1つ目がこちらです。


















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