「視野が広い人」だけが一瞬で解ける図形の超難問 東大生は数学で「俯瞰して見る力」を鍛えている
答えを先に書くと、こうなります。
実はこの青い円のように、とても大きな円が存在しているのです。大きすぎるので、多くの人はこの円の存在に気づけないのですが、実はここにも存在しているんですよね。
全容を描写すると、こんな感じになります。とんでもない大きさですね。
こうやって見れば、先ほどの円が「小さな円」に見えます。これが「小さな円」だと考えられれば、大きな円が見えてきます。
ということで、条件に合う円の数は以上の8つとなります。みなさんは何個考えることができましたか?
【2024年10月5日14時30分追記】初出時、解答となる円の数に誤りがあったため、上記のとおり訂正いたしました。
数学で「俯瞰して見る」力を鍛える
この大きな円に気づけるかどうかのポイントは、「物事を俯瞰して見ることができるかどうか」です。
何度もお話ししているとおり、先ほどの円を「小さな円」として捉えることができれば、「大きな円」の存在に気づくことができるようになります。逆に言えば、今見ているものがすべてだと考えてしまうと、「大きな円」は見えてきません。
数学の問題を解いていると、このような「自分の意識していない部分にも答えがある」という体験を何度もすることになります。そうすると、「自分が見ているものはすべてではないのかもしれない」という「俯瞰する視点」を自分の中にインストールすることができるようになっていきます。
俯瞰的な視点を手に入れるために、ぜひ数学の勉強をやってみてもらえればと思います。
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