PAULの「3080円・高級モーニング」超正直な感想 フランス発ベーカリー・カフェチェーンの実力は?

✎ 1〜 ✎ 93 ✎ 94 ✎ 95 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ただしこってりメニューではあるものの、「肉汁ブシュブシュのハンバーグにたっぷりデミグラスソースをかけたやつ」とか「焼肉に濃厚甘辛ニンニクタレをからめたやつ」の対極にある、素材の味を大切にした優しい味付けで仕上げてあります。

プレーンオムレツ
外はふんわり、中はしっとりのプレーンオムレツ(筆者撮影)

美しいラグビーボール型のプレーンオムレツは欲しい分だけサーブするのですが、中央は半熟でトロトロの絶妙な仕上がり具合。スープは1種類のみですが、しっかり炒めた甘い玉ねぎと、マッシュルームの香り、ベーコンの塩味がふわりと香る、シンプルだけどリッチな味わいです。

具沢山のスープ
具沢山のスープは、たまねぎたっぷりでじんわり沁みる甘さがたまりません(筆者撮影)

フランスのおいしいクロワッサン

そして看板メニューのクロワッサン。フランス輸入の生地から焼き上げているそう。高級パンっていうと、バターと砂糖がたっぷり入っていていい風に言うと濃厚、つまりは重めの印象があったのですが、「PAUL」のクロワッサンは、軽い食感が特徴です。

クロワッサン
フランスで成形した生地を輸入して店内で焼き上げた、こだわりのクロワッサン(筆者撮影)
次ページカヌレを8個食べれば元がとれる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事