PAULの「3080円・高級モーニング」超正直な感想 フランス発ベーカリー・カフェチェーンの実力は?

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京都出身で、PAULを知らなかった筆者(京都にもPAULはありますが、店舗数が少ないんです)。

わざわざ人に教えたくなるほどおいしいクロワッサンなら、ぜひ食べてみにゃあいかんということで、いざ「PAUL」へ。当時既にクロワッサン1個の価格が300円以上(2024年9月現在、税込356円)。それ以外のパンもどれもこれも軒並みお高めです。

PAULの店内
焼き立てパンのPAULは、フランス直輸入のクロワッサンが看板メニュー(筆者撮影)

内心「誰がこんな高いパン買うねん!」と、関西弁でツッコミを入れたのですが、近隣にタワーマンションや大使館がある店舗ということもあるのか、利用者は裕福な方が多いようです。店は繁盛し、皆さん価格にためらうことなくポンポンと数千円単位でパンを買っていました。

実際に買って食べて、そのおいしさを目の当たりにし、値段が高いのに納得はできたものの、大いなる懐事情の格差を目の当たりにしたのでした。

PAULのモーニングビュッフェ3080円

なぜモーニングの記事なのに、こんな前置きを書いたかというと、「PAUL」のモーニングビュッフェは、パン屋さんの朝メニューとしてはかなりお高めの価格設定になっているから。「パンの食べ放題でこの値段は高すぎるだろう」と思われる前に、「もともと、お高めのお店なんですよ」ということを、お知らせしておかねばと思ったのです。

ビュッフェで並ぶドリンク
約20種類のメニューが並ぶ、PAULのモーニングビュッフェ3080円(筆者撮影)

「PAUL」のモーニングビュッフェは税込3080円です。関東ではアトレ四谷店のみが実施しています。実施は土日のみの完全予約制で、利用時間は2時間。朝8時スタートと、8時30分スタートから選べます。

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