1年間使って、9万1000円の値下がりだ。Androidスマホと比べると、だいぶ高待遇である。iPhoneのメリットのひとつは、大事に使えば価値があまり下がらない点だ。最新型のiPhoneを1年間使って9万1000円で済むというのは、まったく悪くない。1ヵ月7583円で使えたことになる。
さらに買い取りショップやメルカリで売るとかすれば、若干の手間はかかるが、もう2万円~3万円高く売れるかもしれない。
2年~4年使うと、それぞれいくらか
同様に考えると、2年前に買ったiPhone 14 Pro 256GBは、新品時に16万4800円で、7万4000円の買い取り価格。2年で9万800円まで下がってるから、1年あたり4万5400円。月額にすると3783円だ。
3年前に買ったiPhone 13 Pro 256GBだと、新品時の価格は13万4800円(安かった……)。買い取り価格は5万3000円だ。円安の影響が大きいのだが、3年も使って価値は8万1800円しか下がっていない。1年あたり2万7266円。1ヵ月あたり2272円。
4年前に買ったiPhone 12 Pro 256GBは、新品時の価格は11万7800円。買い取り価格は3万8000円。4年で価値は7万9800円しか下がっておらず、1年あたり1万9950円で使えている。1ヵ月あたりは1663円。
当たり前のことだが1年あたりの価格は、長期間使い続けたほうが安い。激しく円安が進んだため、予想外に差が出てしまった。
話が逸れるが今後、円高傾向になっていくと逆の現象が起こる可能性も十分あり得る。今年20万4800円で買ったiPhoneが数年後、非常に安価でしか売れないかもしれない。なにしろアメリカでのiPhoneの新品価格は変わっていないので、来年以降円高に振れると新品iPhoneの価格は下がるだろう。すると必然、中古iPhoneの価格も下がってしまう。
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