もちろん、どちらに振れるかはわからないが、手元の型落ちiPhoneは、高く売れるうちに売却しておいたほうがいいことは間違いない。
長く使えば、期間あたりのコストは安くなるが、当然のことながら4年間使うと4年目には3年落ちの機種を使うことになる。機能として見劣りすることも多いはずだ。キズも増えるだろうし、バッテリーの持ちも悪くなっている。最新モデルを使い続けるメリットは、お金を払うだけの価値があるものだ。
『突然の悲劇』も考慮に入れるべき
iPhoneは毎日持ち歩くものだから、壊れたり、紛失したりする可能性もある。
どれだけのコストをかけても、価値は突如ゼロになる。まして、現代はスマホなしに生活するわけにはいかないから、新しいiPhoneを購入しなければならない。かなりの出費だ。
ちなみに最初の1年は、アップルケアという保証が付いているので、製品の不具合については保証される。しかし、これは偶発的な損傷(落下や水濡れ)はカバーされない。もちろん、盗難や紛失についても同様だ。
アップルケア+に入っていれば、製品の不具合による修理はもちろん、落下や、水濡れにも対応してもらえる。完全な無償修理ではないが、非常に安価で修理できるのだ。
さらに、アップルケア+の盗難・紛失プランに入っていれば、盗難に遭ったり、自らの過失で紛失してしまった場合でも非常に安い値段(サイトに例として上がっている価格で1万2900円)で新品交換を受けられる。
iPhone自体の価値は時間が経つほど下がって行くので、アップルケア+にいつまで入っているべきかという議論はあるかもしれない。自分が紛失したり、壊したりしやすいタイプかどうかでこのあたりは判断することも必要だ。
筆者はアップルケア+やアップルケアという仕組みができて以来、ずっと加入しているが、一度もiPhoneを落下させて壊したこともないし、盗難・紛失に遭ったことがないので、完全に払い損なのだが、気持ちの問題も大きい。
なお、アップルケア+に入っている間にバッテリーの最大容量(設定>バッテリー>バッテリーの状態>最大容量)が80%以下になった場合は、無償でバッテリー交換をしてもらえることも覚えておきたい。
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