夏の終わりの「肌疲れ」を解消するためには? <新連載>乾燥肌やくすみの正しい対処法

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次に、夏バテで疲れが出ている人は、まずは消化の良いものを食べて、ゆっくり休みましょう。

夏に「冷えをため込む」と、冬に大変なことになる

まだ暑いから、と冷たいものを飲んだり食べたりする人がいますが、冷たいものは胃腸を冷やし、かえって夏バテを促進します。冷たい飲み物、果物、サラダ、冷たい麺類などは控えましょう。食欲がないときは、あたたかいスープがおすすめです。体を中から冷やすと、血行が悪くなって冷え性を助長します。夏の間に冷えをためこんで、冬になると冷えて困る人が多いのです。

休みの日には、体を動かすことも取り入れましょう。暑いからと外にあまり出ないで冷房の中で過ごしていた人は、少しずつ外に出て、歩くことなどから始めましょう。

息が少し切れるくらいの速足で歩けば、とてもよい運動になります。運動によって血行がよくなり、夏の冷えや、それにともなうむくみが解消されるので、体が軽くなるはずです。

秋冬にそなえて、体調を整えて、美しい肌で過ごしましょう。

(本連載は月1回の予定です)

 

吉木 伸子 皮膚科・美容皮膚科医院長

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よしき のぶこ / Nobuko Yoshiki

皮膚科・美容皮膚科「よしき皮膚科クリニック銀座」院長。皮膚科医。1993年横浜市立大学医学部卒業、 同年慶応義塾大学病院 皮膚科学教室に入局。1994年浦和市立病院(現さいたま市立病院)皮膚科勤務。1996年埼玉県大宮市(現さいたま市大宮区)のレーザークリニック勤務。その間、アメリカ・オハイオ州クリーブランドクリニック形成外科、日本漢方研究財団附属渋谷診療所にて、美容医療および東洋医学の研修を行う。日本美容学校皮膚科非常勤講師を兼任。
1998年「よしき皮膚科クリニック銀座」を開業、現在にいたる。TV出演や雑誌の連載など多数。主な著書に『美容皮膚科医が教えるあこがれ「美人」のつくりかた』(日本文芸社)や『いちばん正しいスキンケアの教科書』(西東社)などがある。
 

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