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中国の「蓄電システム」急拡大の裏で過当競争深刻 電池式が中心の新型設備の総容量が100GWh突破

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リチウムイオン電池式が抱える問題は、それだけではない。中国では蓄電システム用電池の生産能力が需要を大幅に上回っており、メーカーが激烈な価格競争を繰り広げている。その結果、新型蓄電システムの(競争入札を通じた)落札価格が下がり続けているのだ。

蓄電システム用電池の生産能力は需要を大幅に上回っている。写真は中国の電池最大手のCATLが広東省肇慶市に建設した大型工場(同社ウェブサイトより)

儲能連盟の陳理事長が示したデータによれば、2024年上半期(1~6月)に入札が行われた蓄電システムの平均落札価格は設備容量1Wh(ワット時)当たり0.676元(約13.7円)と、1年前の半値にまで落ち込んだ。

過剰生産を輸出に振り向け

「こうした過当競争の結果、蓄電システム用電池の生産能力拡大への新規投資に歯止めがかかり、リチウムイオン電池やフロー電池の工場建設プロジェクトの多くが延期または中止された」(陳理事長)

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電池の生産能力過剰を緩和するため、蓄電システム業界では海外への輸出拡大に活路を求める動きが増えている。

陳理事長によれば、中国の蓄電システム業界は2024年上半期に80GWhを超える新規受注を獲得したが、そのうち60GWh以上が海外からの受注だった。地域別ではアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどへの輸出が大きな割合を占めているという。

(財新記者: 蘆羽桐)
※原文の配信は8月26日

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