日本企業に足りないのは「いい意味の"宗教化"」だ 現代こそ「働く人の腹落ち」が重要!御社はOK?

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その様々な施策については、拙著『世界標準の経営理論』や、私が監訳した『両利きの経営』などをお読みいただきたいが、ここでは、新刊『宗教がわかれば経営がわかる』で池上彰さんとの対談で話題となった「特に重要な視点」に絞って解説しよう。

それは、本連載で解説してきた「センスメイキング理論」のことである。

「両利きの経営」には「腹落ち」が不可欠

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別の記事(「経営」も「宗教」も本質理解できる"超スゴい理論")でも述べたように、「センスメイキング」とは、不確実性の高い時代に経営者と社員が遠い未来の進むべき方向感に足並みをそろえ、「腹落ち」することだ。

そして、これが「両利きの経営」に不可欠なのだ。

先にも述べたように、企業が「知の探索」を続けるのは大変だ。無駄に見えるし、失敗も多いからだ。

でもその時に、経営者や社員の多くが、「自分たちの進むべき方向感」に「腹落ち」があったら、どうだろうか?

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