iPhoneの「カメラ」が17年間も進化を続ける背景 初代カメラの画素数はたったの200万画素だった

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iPhone 13では映画のようなシーンが撮れるシネマティックモードが追加されるなど、新しい撮影体験は最も力を入れてアピールされてきた。

“Pro”という名称が使われるようになり、広角レンズが追加されて3眼レンズを搭載したのはiPhone 11 Proからで、iPhone 12 ProではさらにLiDARという深度情報を獲得できるセンサーを搭載。ポートレートモードの性能が大きく向上した。現行モデルに至るまで、Proモデルで3眼のカメラの横にある黒い丸がLiDARセンサーである。

iPhone Xの望遠側レンズで撮ったポートレートモードの写真。ボケの境界線が不自然だが、iPhone 12 ProのLiDAR搭載で、より自然な表現が可能となった(筆者撮影)
iPhone Xsでは光の弱い環境で、動きのある撮影が可能になった(筆者撮影)
iPhone 11で撮影。暗所撮影がさらに強化、奥のほうの解像感も高い(筆者撮影)
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