ドンキが「ブルーノ・マーズ」CMを流す深い理由 「まじめにふざける」企業の地道な改善の結果だ
「驚安の殿堂」として知られるドン・キホーテのCMが話題である。
なんと、世界的シンガーのブルーノ・マーズが出演しているのだ。グラミー賞を14回も受賞した彼が、日本の企業、しかも、あの「ドンキ」のCMに出ているということで話題を呼んでいる。
「ニセモノかと思ったら本物出てて吹いた」
「やべ、ドンキ行くわ」
「世界的歌手のブルーノ・マーズ連れて来れるってすげーな」
など、SNSでは連日反応の声が絶えない。
ドンキといえば、やけに長い商品名で知られるPB「情熱価格」にも代表されるように、どことなく「ふざけてるの?」と言いたくなるような経営戦略でおなじみ。今回のブルーノ・マーズ起用も、ある意味、ネタ作りの「ちょっとした思いつき」だと思う人もいるかもしれない。
しかし、これ、ただの思いつきではない(そりゃ、思いつきで何億円ものギャラを払えない)。そこには、現在のドンキが目指す深い方向性が刻まれている。
ブルーノ・マーズのCMはこんな感じだ
ブルーノ・マーズのCMを見てみよう。
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