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サハリンに廃墟として残る戦前の日本製紙工場 豊富な資源を目当てに設立、現在もその姿を残す

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日本はこれだけの大きい夢を形に変えたのだが、敗戦したことで多くの人を巻き込み、インフラはすべて失うことになった。9つすべての工場は、敗戦後はソ連に接収された。

その後、ソ連が製紙工場を引き継いだが、製紙業界にはあまり投資されることもなく、発展には至らなかった。日本が残した技術も陳腐化し、廃墟になっていった。

那部亜弓『知られざる日本遺産 日本統治時代のサハリン廃墟巡礼』(八画出版部)

あまり本や新聞を読む習慣が、日本より少ないからか。実際に、ユジノサハリンスクでも、本屋は見かけなかった。

廃墟の歴史をひもといていくとこのように日本の壮大な夢が隠されていた。かつての日本が樺太に残した東洋の夢の証しだと思う。わずか40年だが、その間に日本が残した爪痕は、今もサハリンの大地に点在している

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